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2021年7月5日

これからのシーズンに役立つ予備知識

いつもより早めの梅雨入りと記録的な豪雨による被害が出ている中、被害に遭われた皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

 

そして、これから川や海などで水遊びに行かれる方も増えるシーズン。

水難事故防止のために、皆さんに知ってもらいたい知識をご紹介いたします。

 

 

 

こちらは先日の静岡新聞の夕刊で紹介されました。

ナチュラルアクション代表FUMIと御前崎のプロウィンドサーファー野口さんが、いざというときに「助かる」と「助ける」方法を紹介しています。

 

大事な要点をまとめてみました。

  • 近づく前にチェック!!

  川辺に下りる前に、川の付近に堤防や堰堤(小規模ダム)、岩、コンクリート、流木などないかチェックしましょう。

  こうした障害物は、はまると脱出できなかったり、水は通すが人は引っかかるこし器の状態になって水圧を受け抜けられなくなり非常に危険です。

  事前にチェックして近寄らないがベスト!

また川の水が濁っていたりする場合は水が増えている可能性が高いため、川の水の色もチェックです。

 

  • ライフジャケットの着用

  ライフジャケットの着用は事故防止に最も重要なアイテムです。

  また、足元も脱げないようにかかとが固定された滑りにくい靴を履きましょう。

 

  • 慌てない

  もしも流されてしまったと自覚したとき、慌ててしまうと水を飲んでしまったり、バタバタと泳いで体力を消耗してしまうことも。

  まずは慌てずに救助を求めましょう。両手を大きく振ることが海と川共通のSOSの合図です。

 

  • 急流で立たない

  「流れがあるほど、泳げば体力を使う。プールと海・川の25メートルは決して同じではない。泳げると過信しないで」

  水流が速い場所では、立つことが命取りになることもあります。川底の岩間などに足が捕らわれると、体が下流側に倒されてしまい、頭が水につかると息が出来ず、水圧を受け続けるので起き上がることもできない状態になることも。

  「急流では立とうとしない。つま先が水面に出るくらい足を高く上げ、浮いた状態で進行方向を目視しながら流れに身を任せ、流れが穏やかな場所で岸に向かう」いわゆるラッコみたいな姿勢で流されるです。

  

また「溺れた人を助けようと、浮力体を持たずに泳いで行くのは自殺行為」です。

急流救助の講習でも、自ら泳いで助けに行くことはより高い危険が伴うとされています。ライフジャケットの着用をしていない場合はさらに危険です。

助けるためには、

①まずは119番通報、海なら118番にも必ず通報を

②溺れている人に声を掛ける

少し下流に行くと流れが穏やかになったり、草など掴まれるものがあったりなど、岸にいる人が情報を伝えてあげましょう!

③水に浮くロープや竹竿、浮き輪など近くにある浮力体を差し伸べたり、投げたりする

1つのペットボトルも浮力体になります!

この夏に川や海に行かれる方にはぜひ知っておいてもらいたいです。

 

そして川に慣れていない方は、是非ラフティングをやってみましょう!!

川の知識も一緒に身につきます。

お子様連れの家族にもぜひおすすめしたいです。

ひとつでも多くの水難事故を未然に防げたらと思い書いてみました。

各地域にて講習などのご要望ありましたらお声掛けください。

 

ラフティングで川遊びを学ぼう!!レスキュー3の講習会も受付中です ナチュラルアクション

 

 

 

 

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