2016年12月5日
Fujikawa Free Flow 2016

12/4にNATURAL ACTIONで開催されたFUJIKAWA FREE FLOW2016
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!
2年に1度、取水口の定期点検のため取水がストップする日に合わせて行われたFUJIKAWA FREE FLOW。
午前中は、日本の川地図101の著者、矢野哲治氏による
たくさんのお客様にご来場頂き、川の環境や水利権について話を聞きました。
午後は本来の姿を取り戻した富士川を下りに行きました。
ラフトボート、SUP、カヤックと自分の好きな乗り物でワイルドな富士川を下りました。
富士川で繋がるたくさんの人の笑顔が溢れた最高の川下りでした!
普段、富士川の水は毎秒66tもの水が取水され、水力発電に使われています。
本来富士川を流れるはずの水が流れないことで、富士川の河川環境は著しく悪化しています。
汚泥や藻類の繁殖により、富士川で生きる様々な生き物に影響をあたえています。
また、その水が流れつく駿河湾への影響も計り知れません。
ナチュラルアクションは有限会社 木成のアウトドア事業部としてラフティングを中心にアウトドアツアーを行っています。
木成は、山で仕事をする林業、川でのアウトドアスポーツ、海での桜えび漁と3つの軸からなる小さな会社です。
山、川、海。様々な自然のフィールドで、自然の恩恵を受けながら仕事をする私たちは、文字通り自然を肌で感じながら生活をしています。
地球の血液ともいえる水の循環。日本3大急流の1つである富士川の環境の改善は、目に見えない微生物の世界にも大きな影響を及ぼします。
生き生きと流れる富士川がたくさんの栄養と笑顔に溢れる川になることを願います。
どんな生き物もきれいな水と空気がなければ生きていくことはできせん。
生き物の根源の水を使い、自然環境に影響を与えながら作られる電力を、一度立ち止まって見返すことも必要ではないでしょうか?