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2011年3月26日

2日目

TETSUです

無事、今日の夜中に帰ってくることが出来ました

あまりのギャップにまだあの光景が夢の中のようで電気がつきガスや水も供給されていることが当たり前に思いすぎていたと思います

現地では撤去した瓦礫も道路の端によせてあるような状態でまだまだ自衛隊や消防の方達が必死に活動している姿が見えます。手の行き届かない地域はまだあるようです。僕達が行ったのは震災があった一部の地域でしかありません。東北、関東の海岸沿いには僕達が見た光景の何倍もの人たちが同じように困っています

「これからもずっと続けてくれるんですよね?今だけじゃないんですか?」と物資を運んだ先で言われた一言ですがものすごく考えさせられました

TVでは震災のニュースも激減し、停電はあるもののたった10日たらずで僕達の住んでいる所の生活は元のように戻ってきました

きっと復興には長い年月が必要です

一時の流行の用に、騒いでる時だけ盛り上がり冷めてきたら忘れ去る。そんな事の無いようこの事は絶対に風化させてはならない事です

どんな小さなことでもいいので力になりましょう。義援金、物資、ボランティア活動。形はどんなものでもいいと思います。現地に行かずともただ状況伝えること、それもまた大切だと思います。忘れない事、それが向こうの人たちにとっての希望になると思いました!

2日目、SOMAさん、MA-さん、RYOと僕で物資の援助に行きました

今回の地震、津波は家屋が倒壊、流された人だけが被害にあっているわけではありません。家が残った人もまた電気は無く、ガスも止まり断水状態の生活をしていてガソリンがないので物を買いに行けず困っています。優先的に支援を受けている避難所に行きたくても彼らは家があるので行きづらい状態になっており後回しにされているのでとても困っていました

大変なのはみな一緒で、けして見た目だけでは判断出来ないそんな状態です

僕達はボランティア活動をしている地元民のコンノさんの案内でそんな所に物資を運びに行ってきました

物を集めておろす。簡単な事のようですが彼らにとっての生命線になります。小さいことですが協力できてよかったです

変わってFUMIさん、TAKEさんは避難所からの温泉送迎サービスをしました

一部の地域では電気の復旧されているのですがガスや水などのライフラインはどこも止まったままなのでお風呂に入ることもシャワーを浴びることも出来ない人がたくさんいます。瓦礫の撤去などホコリや海の砂が混じって飛散する中で作業をする人もたくさんいます。清潔に保ちたくても保てない日常生活の中で感染症や風邪などの恐れが危惧されており、この避難所では500人くらいの人が生活しているらしいのですがこの中で行けるのは1回の送迎で25人。温泉も離れているので1日2回往復するのが限界です。

必要物資の量や孤立地域、大型避難所との生活差、まだまだ問題は山のようにありますが彼らの生きる強さを見て復興の兆しが少しずつですが見え始めた気がします。

全体から見たら小さいことかも知れませんが僕達に出来ることをこれからもやっていきたいです!

そして応援してくれたみなさん、急な物資提供の話に協力してくれた皆さんの気持ちを無事届け、伝える事ができ、たくさんの感謝とたくさんの笑顔が僕達の周りにありました!本当にありがとうございました!

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“2日目” への6件のフィードバック

  1. sing より:

    おつかれ。
    現地での光景や状況を映像で見るのと自分の目で見て感じる事は大きく違うと思う。
    こっちではもう発電所のことくらいで現地のことはあんまりやってないよ。
    マスコミの影響力は大きいけど、こうゆう生の情報発信も強いとおもう。
    また帰ったら状況とか詳しく聞かせて。

    • naturalaction より:

      >sing
      お疲れさま、YUIです。

      私も現地へ行ったみんなから話を聞いて、
      「生の声」の強さを感じたよ。

      長期的な、息の長い細やかな活動をしていくべきだね。
      日本に帰ってきたらみんなで話そう。

  2. きっずのなおちゃん より:

    本当にお疲れ様でした。直ぐに行動されているクルーの皆さん。ほんと頼もしいです。
    アップされた写真一枚一枚。
    たくさんの思いが詰まっています。たくさんの人に見てもらおうと思います。ツアーで乗ったバスがこんな風に使われている事を知ったら、子どもたち。きっと誇りに思ってくれると思います。

    これからも 協力できる事があったら是非教えてください。私もできることどんどん探して Action! していきます。
    勇気をありがとう☆

    • naturalaction より:

      >きっずのなおちゃん さん

      こちらこそ、本当にありがとうございます。

      現場に行くことが出来たスタッフの背中には、
      運んだものには、たくさんの人たちの思いが載せられていて
      その思いを、一人一人の代わりに届けたのだと、思います。

      出来ることから、やっていきましょう!

  3. KYOKO より:

    本当にホントにお疲れさまでした。現地はまだまだ厳しい状況のようですね。
    今回の大地震の爪痕の大きさにただただ驚愕するばかりで…。また支援物資を届けるだとか、
    募金を募るだとか、何かしら支援活動をする際には教えてくださいね☆
    一時の支援活動ではなく、これからも続けて行きましょう!!
    この度現地へ行かれた方々へ。想いも一緒に届けてくださり本当にありがとうございました。

    • naturalaction より:

      >KYOCOさん

      次回の活動について、決まり次第お知らせしますね!
      現在、バス送迎ボランティアについては、
      他のラフティングカンパニーさんで引き続き行って頂いています。

      続けていきましょう。出来ることを(^ ^*)

      YUI

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